7月21日に渋谷のGRADにて行われたイベント。いちダンサーとして、小出も久々にステージに立ちました。そのステージを影で支えてくれたhimuraを迎えて、イベントでの収穫、修正点。そして、次回12月23日のイベントへ向けての意欲を語っていただきます。
興味をいだいてもらうこと
小出祐司(以下、小出):おはようございます。
himura:おはようございます。
小出:まず、モアザンヘブン9のサポートと言うカタチでイベントをやってみてどうでしたか?
himura:すごく勉強になりました。
小出:おお、そりゃあヨカッタですね!
himura:本番のステージだけを観たのなら「凄い良かったねー」で終わっちゃうんですが、みんながどんな努力をして、どんな事を乗り越えて本番を迎えたのか、という過程が見られた。
自分はまだ映像とか舞台を殆ど経験してないんですが、初心に戻れたという感じですね。
小出:おお〜。
himura:本番の舞台に上がるまで、出演者はこれだけの事をしてるんだな。というのがわかって、いい刺激になりました。
小出:なるほどなるほど。それはいいことですよね。
himura:でも、終わった後に、もっと自分がやれることはあったな、と思いました。
例えば、出演者が自主練する時。 共演するメンバーと一緒に練習していた時はできたけど、ひとりになったらできなくなっちゃった。という瞬間があると思うんです。そんな時に振りの確認ができるような映像を撮るとか、できたんじゃないかなと思います。
小出:そうだね。小出も稽古中はカメラ回してますけど、アングルを変えたり、撮影位置を移動したりはできないからなー。
himura:あと、もっといろいろな人に観てもらいたいです。出演者も営業的なチカラは必要なんだけど、自分が「そこは心配しなくていいぞ」と言えるくらいお客さんを呼べたらよかったなと思ってます。
小出:そこはね、永遠の課題ですね。お客さんを呼ぶ……。「集客」というのは悩ましい。だからこそ克服する意味も、楽しさもあるんでしょうけれども。自分の知り合い以外のお客さんにどうやってリーチしていくか、ですよね。
himura:知り合いのお客さんって、1回目は来てくれる。でもイベントが続くと、そう毎回は来られない、っていう現実がある。第三者の人に興味を抱いてもらって、そして会場に来てもらうっていうのがポイントだと思います。
クッションであり吸収剤
小出:では、イベント終わってからの事を伺いましょうか。先日、12月23日(火曜 祝)に開催されるMore Than Heaven10にエントリーしましたけど、himura自身は本番に向けて、どういうことができると考えますか?
himura:まず、改めて自分のブログを読み返して、気がついたことがありました。キャストの事を書いた記事はUPしておきながら、「俺達だって踊りたい」というチームについては書いていないということです。例えば、どんなメンバーで構成されていて、どんな振付で、どんなスタイルでダンスをするのか?そういう事をまだ書いてない。それじゃあ、「俺達だって踊りたい」を知らない人は興味を持ってくれない。そこは大失敗したなと思ってます。今度は、ちゃんと紹介したいなと思います。
小出:なるほど。サポート的な立場で、実際に稽古場にいるときはどうでしょう?
himura:さっきも話にでたように、「一人でも練習できるような動画を撮影する」事と……。
小出:うん、そうだね。あと他にありますかね。
himura :クラスには俳優などを目指している人と、そうでない人がいらっしゃるじゃないですか。じつはそれってすごくいい環境だなと私は思っています。
小出:おおっ、いい環境。それは具体的にどんなところだろう?
himura:正直、お金を払って、決められた回数の稽古をすれば、ステージに出られる団体は沢山あるんですよね。でも、それだとお客さん的にはどうなんだろう、と……正直見ていてシンドイな、と思う団体もあったりします。やっぱりお客さんって、シビアですよね。そのシビアさを舞台や映像で活躍している人たちは知っている。その世界を学べるというのがいいなと思います。
小出:なるほど。
himura:ただ、シビアな勢いだけだと、初めてクラスに参加する人はビックリすると思うんです。そこのところを上手く、クッションと言うか、吸収剤といいますか、調整みたいなものを、
小出:橋渡し的かな?
himura:はい。できたら、という気はします。
小出:確かに、一歩引いた、少し離れたところで観てくれる人がいると、心の持ちようが全然ちがったりするよ。
himura:最初は、本番の舞台に出ない人が稽古場にいていいのかという心配はありましたけど……。
小出:いやいや、僕個人としては、程よい緊張感が生まれて良かったですよ。
ネットの活用案
小出;前回のイベントと時を同じくして、「バラ色の日々」というタイトルのブログを開設しましたけど、どういうコンテンツを載せていこうと考えてます?
himura:あのブログ自体は、「俺達だって踊りたい」を応援するために立ち上げたんですけど、
小出:ありがとうございます!
himura;これからは、自分が芸能活動をしていくなかで、出会ったこととか起きたことを、みんなに紹介できるようなブログにしていきたいと思っています。
前回のイベントでは「俺達だって」チームについて漠然とした紹介しかできなかったので、次の12月23日のイベントでは一曲丸々とは言わないけれども、「こういうダンスをしてますよ」という動画を載せたいと思ってます。
小出:動画って強いですよね。パッと観ただけで解る。ダンスなんて特にそう。
himura:やっぱりそこだと思うんです。文字だけじゃ、ダンスはなかなか……わからない。ただ、動画をUPするには色々と著作権とか絡んでくるんで。先生、音楽も作られてるんで、先生の曲で是非やってほしいなと……。
小出:今、威風堂々、創ってます。
himura:威風堂々って、エルガーの?
小出:そうですそうです。以前から好きな曲なんですけど、結構踊れる曲ですよ、威風堂々。なんてったって、みんなメロディは知ってますからね。
himura:面白そう笑。色々なこと考えてますね〜。
小出:色々考えますよ笑
himura:まだ、ちょっとWordPress(オープンソースのブログソフトウェア)を使いこなせてないんで、そこも勉強しないとな、と思ってます!
小出:お互いがんがりましょう!
バラ色の日々
http://himura.blush.jp
小出祐司 | Note | 8月22日の威風堂々
https://note.mu/koideug/n/n963c76e5c291