ダンスと音楽、どちらも興味があってよかったと思うその理由。

ダンス、特にジャズダンスやバレエは振りの中で沢山回ります。まさにクルクルランドです。シェネやピルエットは目に見えるテクニックですから、1回転よりも2回転。3回転4回転したほうが当然目に留まりやすいのは事実であります。
でも、ちょっとだけ考えてみてください。例えばダンスナンバー3:00の中で、ピルエットやシェネが出現する場面はどれくらいの時間でしょうか?振付師の趣味にもよるでしょうが、他の動きのほうがよっぽど多いはずです。
シェネやピルエットはダンスを構成する中でのいち要素でしかない、小出はそのように考えます。だからといって、練習しないわけじゃないですよ念のため。もちろん、レッスンで手を抜いたらダメです。それは小出が許しません。

とはいえ、やっぱりピルエットやシェネにはこだわりますよね。わかります、ええ。小出だってピルエットは苦手です(←切実)。はっきり言ってコンプレックスです。群舞のステージ上で、ピルエット3回転とかを振付師に要求されたら戦々恐々とします。だからといってステージでは尻込みするばかりでお客さんを魅了できないのか?といえばそんなことはない。他のダンサーより自分の優位な点を自分で知って、それを無意識でも繰り出せるようになればいい。小出ならそれは体のしなやかさだと確信してます。こちらの動画を御覧ください。

先週ご紹介した角松敏生のライブ動画でDrを担当されてる江口信夫さんのお話です。この動画、オイラの好きなミュージシャンが沢山出ているので以前から漁っていました。あらためて観返してみると印象的なことをおっしゃられてるので引用させていただきたい。
1:20~2:14の個性についてのお話。「特徴は特にないと思いますね僕、あまり……」と言い切ってしまう姿勢に、小出はう~んと唸ってしまうんだ。こんなん、なかなか言えない。
現にこんな事も仰ってる。「個性ってどうやっても出るもんだなって、最近は思ってる」場数を踏んで、5000人の観客の前で演ってる人でさえ「最近」になってようやくなんだな、と……。
何が言いたいかというとですね、ダンスも同じなんだよ、ということ。テクニックは一朝一夕で成るものじゃない。その上、使う本人の考え方、捉え方次第で如何様にも発展させられる。そこでこちらの動画をご紹介。

神保彰さんの回。プレイスタイルは全然違うけれど、ドラムという楽器を使っているのは同じ。考え方が変わるとこうも違うわけだ。
江口さん曰く、「自分がないわけじゃなくて、別に……、自分のフレーズとかをアーティストのレコードの中で無理やり出すことは、僕にはちょっとできないんですね。それができる人もいるし、それが逆に良い場合もあると思うんですけど、自分の楽器はこういう音しかしないって、そういうのがダメなんですね」とも言っています。

受け身のレッスンで終わらせない為にも、レッスンが終わったあとに「ダンスが上達して、自分は何をしたいのか? どうありたいのか?」を自問自答する時間を取ってみてはどうでしょう?10分でも、5分でもいい。時間を確保することが大事。
ダンサーでも役者でも、各々の考えで良いんです。じっくりと考えてみると解ってくることってあります。オイラは音楽好きだからさ、ミュージシャンの考え方とかすんなり受け入れられた部分もあるし、「こういう考え方は舞台にはないよな」みたいに、問題提起することもできた。ある意味、かなり得をしてると思ってます。それは、時間を取って初めて気がついたことでもある。

今会社に勤めているけどダンスがやりたい人でも、役者になるために会社を辞めた人でも、ニートでも投資家でも、ミミズでもオケラでもいいんです。各々の考えでどうぞ。この際、立場はカンケーねーから。何か発見がある、かもしれませんぜ?

今小出の手元にある本

どちらも2012年から2013年にかけて、主にビジネス界隈で話題になっていた本です。この時期は小出の転換期でした。ぶっちゃけますが、一部の特殊な人達を除いて、役者、ダンサーはみんな食えてないです。なぜか?お金を生み出す方法を知らないからです。役者の先輩や演出家、脚本家、先生もみんな知らないからです。どこからかお金を引っ張ってくる事しかできない。例えばアルバイト、正社員でもいいんですが、働いたお金で舞台を創る。スポンサー、或いはお家のお金で支援してもらいながら活動する。と言った具合です。
また、考える力に乏しい。(自戒も込めてね)それを自分自身、打破できないだろうか?浅はかながら、いろいろ読み漁りました。そして先日この2冊を手にとった次第です。もちろん、コンサルティングの第一線でご活躍されている人とか、ご自身で起業された人には、実践という意味では敵わないかもしれない。でも、考え方を学ぶことはダンサー、役者でも可能だ。今ではそう思っています。

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