その人の踊りを決めているのは、日常なんだ

考えながら踊るな

師によく言われたものです。この言葉はとても本質をついてると思う。踊っている「今」考えるのは、良い結果にならない事が多い。
ここで言う「踊る」とは、コンビネーションや舞台の稽古としてナンバーを踊っているときを指します。レッスン中の基礎訓練だってもちろん踊っていることに違いありませんが、やってる「方向」が違うんです。

コンビネーション中は複雑な動きが絡み合い、尚且つカウントや曲のテンポに縛られています。その最中、振りの順番や、「今」自分の重心が何処にあるのか?「今」自分はどの筋肉を使っているのか?に意識を向けることはとても難しい。
これらはゆっくりとしたテンポで行う基礎訓練中に行う方がいい。

或いは、一緒に参加しているメンバーの視線を気にしたりすること。レッスンを主導している講師の意図を汲み取ろうとすること。これらは自意識を煽る。踊る直前まで意識できたら、後は素の自分をさらけ出す勇気さえ持って踊り始めたらいい。踊っている最中に必要なのは勇気だけです。

人間は、その人の思考の産物にすぎない。
人は思っている通りになる。

マハトマ・ガンディー


その人の踊りを見れば、どんな人なのか判るような気がします。
曲がりなりにも、ダンスで沢山の人と関わらせていただきましたから。
その人の踊りへの取り組み方、周囲への関わり方はその人そのものだと思えます。もちろん、自分も含めて。

独立してから5年間、ダンスを生業にしようと頑張ってきました。でも、叶いませんでした。けれど、踊ることを止めたくはない、これからも踊り続けたい。今の状況から抜け出したい。

小出がスタジオに立った時は、ダンスの講師という立場。この垣根が取り払われることはありません。ダンス以外の日常は隠れたまま。それはそれでいいんです。みんなダンスの側面で集まり、踊っているわけですから。
これからのこのブログではそれ以外の側面、小出の今も書いていこうと感じています。例えば音楽の話。プログラミングの話。仕事の話。将来の、人生の話。

言葉にできるは武器になる

この本で著者は「内なる言葉に目を向けることが大切」と説いています。単なる文章術やビジネス手法をまとめた本とは一線を画する内容。
ダンスもそうです。

なぜ踊っている?
なぜここで踊っている?
どうしてこの人と踊っている?

答えなど人それぞれ。そしてひとつの考えにとどまらず、無常であります。小出は敢えて

考えながら踊れ

と言いたい。
いつ考えるのか?は、聡明なあなたなら判断できる。

ふわふわとした頭から一貫した思考、言葉がまだ生まれてきていません。このエントリー自体も、まだまだ。

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