「なぜ一緒に踊るんですか?」、その意味を考える

ソロで踊る以外は、共にステージに立ち、お客さんと対面する「共演者」の存在があります。
「なぜ一緒に踊るんですか?」
と問われた時、真っ先に思いつく理由として、

ひとりではナンバーの構成や、振付に限界があるから

という事が挙げられる。ひとりより2人。3人、4人、といた方がやれることは多くなります。しかし。しかし、だ。
昨日のこと。「はたしてそれだけなのだろうか?」、小出の脳裏にふと、そんな疑問が生じました。なぜか頭から離れない。一歩踏み込んで考えますと、「絶対それだけではないよなあ」「そうじゃないなあ、違うなあ」と違和感に近いものを覚えるのです。なので今朝のエントリにしたためてみました。

「なぜ一緒におどるのか」共演者がいる事の意味

極論ですが、、、上記ですと、

共演者はステージを構成する為の要素

になってしまう。衣装や踊る曲、振付、照明と同じ。自分が思い描いているステージ、振付、構成を具現化できるなら誰でもいいよ、ということになってしまう。これでは一緒に踊る意味は薄い。小出の感じる違和感は、この辺りに根がある。
演劇なら言葉の掛け合いがありますし、「役」という関係性が台本にて描かれるので共演の意味はある程度与えられる。しかし、言葉を介さないダンスは共演の意味が希薄だと、雰囲気がステージ上に色濃く出ます。観客からしてみたら、どこか噛み合っていない印象を受けるはずです。「個人個人が頑張って踊っているなあ」、みたいに見えます。小出的にもそういうステージはあまりお見にかかりたくないかなあ。自分自身が創り終えた時、そこで終わって「よかったねえ」となるとは思えないのです。では、小出の考える共演の意味とはいかなることなのか?

お互いに、良いところを引き出せる存在。

これです。要は相乗効果です。決して一方通行ではなく、お互いに、です。もちろんダンス歴とか、良い意味でのステージ慣れは影響します。度胸も据わらないとならない。観客の眼を奪い、共演して心強く思える、つまり自分を引っ張ってくれる躍り手は自から発することも上手です。でも、発するより手前、一緒に躍る根本に在り、最も大事なのは、

相手の存在を「そこにみる。認める」ことだ思います。

視線を合わせる
声をかける
ステージ上の何処にいるか、常に存在を感じている

こういう事がとっても大事です。

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