単調な練習こそ、創造的であれ

日々のレッスンで行う基礎訓練が、みなさんそれぞれあると思います。オイラのとこだったら開始からルイジ。次にシューズを履いて、短い距離での回転往復。そして長い距離を移動する回転物へとつながる一連の練習までです。これらは毎回行うから、気をつけないと惰性に陥りやすい。
しかし「単調な練習こそ、創造的であれ」と願います。

ここ2〜3エントリーでクドいくらい書いて申し訳ありませんが、小出は最近楽器を練習してます。ピアノなら鍵盤を打てば、ギターだったらや弦弾けとりあえず音は出ます(綺麗な音色かは置いておいて)。でも、その楽器を理解し、頭で考えずとも狙った音を出す為には、訓練がいるでしょ?体もまさにそれと同じ。そこにはやはり、一定の反復練習は必要だと考えます。
とはいえ、ただ繰り返えせば全て良しってわけでもない。この練習を、なんの目的で行っているのか、理解する。それが大切です。


何を隠そう以前の小出は、体を支えきれずに踊っていました。大きな動きを伴うと勢いに体が負け、踊りが破綻する。ダンスを始めてからおよそ10年ほどは、それが原因で結構苦しんだりもしました。「こりゃあ、根本的なとこから発想を変えないとならないなあ」
と悩んだ挙げ句

「にくたい改造しよう」

と考えたんですね。断っておきますが、どうやれば改造できるかなんてわかってませんよ。なんとなくそう思ったんです。でも、発端はそこ。

毎日の稽古ではただ動作を追うのではなく、
・今、自分の体の、どこの筋肉が動いていて、どこに負荷がかかっているのか?
・ある動作を行うときに、できる限り力を抜いてみるとどうなるか?
・ルルベでのバランスができたか、できなかったかの結果にフォーカスするのではなく、たった今、自分が行った動きで、体はどのような状態だったかを理解する。

そういったお題を自分なりに課していったのです。

気がついたら体のフラつきは減り、ちっとやそっとでは踊りが破綻しなくなりました。さらに驚くことに、見た目の美しさや洗練さを追求したわけではないのに、周囲からは踊りが変わった、と評されるようになったのです。

内側が変われば外側も変わる。そういうものです。どんな芸事や、仕事だってそうだと思いますけど、「やらされてる」だと何も生まないね。結果、得るものも少ないような気がする。人生も同じじゃないか。

今朝は雨強いですけど、カビないようにがんがりましょう。

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