【後日談②】激白。ダンスステージの稽古について。

今日は稽古期間に関する自分の考えをまとめてみました。団体やグループそれぞれ。そして、率いるひと各々に方針、やり方がある、ということを前提としたうえで、それでも尚、敢えての考察です。そして、自分に対する戒めと、事実を忘れないように、との観点からココにしたためておきます。

さて、稽古に対する小出の基本的なスタンス、考えを申し上げましょう。それは「短く、簡潔に」ということです。なんだか、人情味ありませんね……ひょっとしたらドン引きされるかもしれない汗。本来なら和気藹々といきたいところですが、そればかり言ってられない。オイラの敬愛するノムさんこと野村監督はこう仰られます。

チームは”仲良し集団”になってはいけない。弱いチームはそうなりがち。

小出の開催しているレッスンは”チーム”なのか?なかなか評価しにくいところで、ぶっちゃけ自分でも定義はできません。ただ、普段のレッスンはともかくとして、「ステージを創る」というひとつの共通した目的をもって動く場合はやはり”チーム”としての機能が生まれていると考えます。少なくとも小出自身は、”そのステージ”へ上がらないとならない。

「短く、簡潔に」というある意味冷めた考えをしなきゃならない、その一番大きな理由は、「期間(時間)の長い稽古は怠惰になる事が多い」と感じているからです。
基本的に人間って怠け者ですから、「次回があるさ。明日があるさ」と思っちゃって、いつまで経っても尻に火がつかないもの。これは自分自身、演出振付けする側として実際に陥った経験があります。そりゃあ恐ろしいです。さらに舞台に立つ側(プレーヤー)としても、自分の所属する団体。そして、外部に出演させていただいた際も肌で感じたことがあるからです。
あの、一応断っておきますが、いつでも時間に追われ、パニックに陥りながら本番まで意識高く突っ走れ、ということではありませんよ念のため。また、出演者各々の状況如何によらず、叩き上げる、ということでもありません。その方法はみんながバタバタ倒れます。そして遺恨を残す。じつはそこはもう通ってきていて、自分自身も、周りも痛かったからからもうやめたいんだ。

どんなプロジェクトだって〆切があるわけです。いわずもがな舞台の場合、〆切は本番当日だ。そこから逆算して稽古日程を決める。
大抵の創り手は「自分の満足いくものを創るのだ」という気持ちを持ってると思う。これってとても良くわかる。しかし、この方法しかできないのもまた問題だと思う。
超極論、超ドライなこと言いますよ。稽古期間は言わばコストです。「お客様に見せる」というアウトプットに焦点をあてると、稽古期間中じつは何も産んでいない。だからみんな、気が付かないうち少しずつ疲弊してるんです。ココ重要で、気が付かないうちにひっそりと進行してるんです。例えが適切かどうかわかりませんが、生まれてからずーっと肌に浴び続けている紫外線が、年月を経てジワジワと影響をおよぼしてくる、みたいな感じです。
これを最小限に食い止めたい。ただし、誤解しないでいただきたいのは、「何も得られていない」ということではけっしてない。断じてない。稽古しないと何もできないし、出演者同士の信頼だって生まれません。可能性だって生まれない。稽古を否定しているわけではないのです。ただ、取り組み方は日々改善できるはずだ。また、そうすることによって「満足いくもの」へと昇華させる必要が小出にはある。新しいダンスは斬新な振付、演出方法だけで創られているわけではないのだから。

と、ここまで書いたけれど、あーー時間が来た汗。この話題に関しては書かなければならないことが多すぎる……。明日、7月のイベントで得た教訓から、今回イベントで改善したポイント。そして1223以降、新たに見えてきた課題などなどにつづくぜ。

おすすめ記事

  1. ジャズダンスレッスンで意識したい11のこと
  2. もっとジャズダンスが上手くなりたい人へ
  3. しびれを切らしてオープニング曲をUpする、しかし途中Ver.だが…
  4. 単調な練習こそ、創造的であれ

関連記事

  1. 久々のレッスン後記だね
  2. 声をあげよう、え、お、あ、い!
  3. 競合さんのサイトを偵察して思った、ダンス業界の「変」なとこ3つ。…
  4. 踊りが変わる時
  5. あらゆる創作を可能にする「場」を欲している
  6. まだ今日は終わらないね
  7. できないことより「できること」にフォーカスする每日
  8. とりいそぎ
PAGE TOP