【後日談②】オイラがClubで踊ろうと思ったもうひとつの理由


前回は小出の体験から生まれた動機のお話でした。今日はもう少し制作面からの視点を入れてCLUBで創ろうと思ったもう一つの理由を書きます。

小出がCLUBで作品を創ろうと思った理由その②、それはぶっちゃけお金の問題です。

「創る」という行為。ひとりでやるならそれにかかる出費と時間を全て「浪費」として捉えればいい。言ってしまえば自己満足で終われるからです。
しかし、ちょっと考えてみましょう。たったひとりで舞台を創れるものでしょうか?自分で照明卓を操作し、舞台上にいる自分にあてる。自分で音響卓を操作して、さらに踊る。こんな事は可能でしょうか?

例えば、大黒一枚を引いてのサラ舞台。客席はパイプ椅子のみ。そして舞台上に卓を用意して、音響照明の全てを演出しながら自分でやれば可能かもしれない。でも、今現在この手法で面白いものを作れるとは思えなかった。つまり、やるからには共演者、スタッフが存在します。

ただし、共演者、協力者に「金銭的な、時間的な負担をかけない」。それが公演を打つ時の大目標としてありました。
当初の予定通り、「劇場を借りて創る」場合は、1日だけのレンタルでも結構な金額になる。もちろん平日は割安で借りられますが、お客さんが来てくれる確率はずっと低くなる。
それに稽古場代金だって必要だ。加えて演者への出演料、照明さん、音響さん、それらを考慮すると「これは、とても現実的じゃないな」という結論に達した次第です。

では、CLUBやLIVEハウスを借りてみようじゃないか?そう思い立って色々なCLUBの資料やレンタルの詳細を調べました。結果、劇場よりも幾分割安感はあるものの、それでもハードルは高い事は変わらず。

「これでは、いつになったら公演を打てるか、わかったもんじゃないぞ」

そんなふうに考えていたある日の事。ふと、スタジオの受付をしていた時代を思い返していました。「HIPHOPのチームなんかは、割りとCLUBのイベントに出演していたよなー」彼らは仲間内のイベントに出たり、或いは自身の主催するイベントに出てもらったり、といった活動を盛んに行なっている。

その時ピンと来たのであります。千客万来といいますか、小出でも出られるようなイベントはないだろうか?その考えに基づいてCLUBのイベントを探していた所、More Than Heavenのイベントを発見した。こういういきさつなのでした。

小出自身、公演によって生活が立ち行かなくなったこともありますんでね。もう、そういう搾取みたいなのやめようよ、って苦い思い出と、否が応でも舞台に立ち、鍛えられてきた。そんな時代を経てきたから、今の自分がある。正と負の感情。お互いのせめぎ合いが心のどっかにあるんで、今日は少々突っ込んだお話でした。

明日以降は、イベント直近。作品を創る段階の話を書いていこうと思います。

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