「ランナーズ・ハイ」ならぬ「ダンサーズ・ハイ」は存在するのか?

一聴して「テンポが速い!」と感じる曲があります。そのような曲で踊る場合、はじめはなかなか身体がついていきません。「こんな速い曲では踊れるわけがない」、「ステップを合わせるだけで精一杯だ」と考えてしまいがちです。ところが、ダンスに於いての曲の速さは「慣れ」で克服できます。何回かその曲のテンポで踊っていると、スピートが気にならなくなってくるんですね。そうなればしめたもの。身体の方が音に反応して、勝手に動いてくれます。
おまけに、テンポの速い曲 = アッパーな曲が多い。この関係は往々にして成立しますので、踊っている間は脳内麻薬がドバドバ分泌されます。
このドバドバ状態をダンサーズ・ハイ(今造った言葉)としましょう。

さらに、ご存知ですか奥様?
長時間走り続けると気分が高揚してくるランナーズ・ハイと称される状態があるのです。その時脳内ではエンドルフィンが分泌されている。小出は長距離走苦手なので憶測になってしまいますが、ダンスで「ノってる(←言い方がダサくて申し訳ない)」時は、ランナーズハイと同じような感覚かもしれないね。
レッスンのコンビネーションを傍から観察していて驚くことがしばしばあります。ダンサーズハイ状態になったひとは、身体の使い方が明らかに変るからです。そりゃあもう劇的に変わります。豹変と言ってもいい。変わりすぎて金髪になるかもしれない。今まで生きてきた間に無意識に染み付いた「思考」や「既成概念」がダンサーズハイによって取り払われるからですね。
基礎訓練を毎週行っていますが、最終的には全て取っ払った状態で踊る。これが理想像ではないかな。